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令和6年12月津和野町議会定例会(令和6年12月20日)

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13日から始まった津和野町議会12月定例会が最終日を迎え、提案した議案の審議と採決が行われました。

議案のうち主なものは、令和6年度の補正予算であり、一般会計については、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億1,909万9千円を追加し、予算総額102億5,036万2千円とするものであります。

歳出の主なものはまず、ペンション北斗星整備工事に伴う設計管理委託料250万1千円を計上しております。
これは、現在運営を休止している当施設の改修を行うための設計管理料であり、来年4月よりの再開を目指しております。

次に、なごみの里管理費の負担金補助及び交付金としてチップボイラー修繕工事等に伴う負担金137万8千円を計上しております。
当ボイラーについては、木質バイオマスガス化発電の開始により原料となるチップが適切な含水率を有したものを製造することが可能となり、伴って最近は安定的な稼働をしておりますが、この度設備に経年劣化による不具合が生じ修繕を図るものです。

衛生費では、水道未普及地域の給水施設修繕に伴う給水事業費助成金として100万円を計上しております。
上水道の整備については多額の予算が生じ、困難な地域では個別に独自の水源の確保を行って頂いており、それに対して助成をするものであります。

農林水産業費では、土壌改良における機械の購入助成に伴う集落営農機械等整備支援事業補助金187万4千円を計上しております。
もみ殻燻炭機の導入に対して約3分の1を町より補助(同3分の1を島根県補助)するもので、もみ殻燻炭は主に土壌改良剤として使われ、保水性・排水性の上昇、微生物増殖による根の活性化、雑菌抑制による消臭効果などの特徴があります。

土木費では、町道等の道路修繕や舗装修繕の追加に伴う道路維持業務委託料1,295万5千円を計上しております。
これまで町内各地より道路修繕のご要望を頂いておりますが、十分な財源手立てとはならないながらも、緊急性等の優先順位を定めた中で、実施してまいりたいと思います。

同じく土木費において、町道植山線側溝整備工事と町道駅前線側溝整備工事等に伴う工事請負費1,259万2千円、相撲ヶ原川の河床掘削工事に伴う工事請負費491万2千円を計上しております。

教育費では、日原山村開発センター代替施設新築工事設計業務委託料297万円を計上しております。
これは、建設予定地である旧役場第2庁舎跡地について、地質調査を行うものです。

以上、一般会計補正予算について主なものを記しましたが、その他特別会計も含め全て承認されております。

また、最終日に追加議案として、令和5年度町道杉片河東線常盤橋修繕工事請負変更契約の締結について上程いたしました。
968万1,100円を増額し契約金額6,303万1,100円に変更するもので、契約の相手方は堀建設株式会社です。
橋梁の床版部について当初設計の想定を上回る鋼材の腐食が確認され、部材の取り替えによる対策工事を実施する必要が生じたことによる変更です。

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