益田地区広域市町村圏事務組合議会が益田市役所議場で開催され、理事として出席してまいりました。
この度の議案のうち主なものは、まず令和6年度補正予算についてであり、既定の歳入歳出予算の総額に4,863万円を追加し、歳入歳出それぞれ25億4,461万8千円とするものです。
歳出の主なものとしては、高津川が令和5年の「水質が最も良好な河川」に選定されたことを受けPR強化のための経費、消防梯子車の修繕などです。
また、前年度からの繰越金が確定し歳入として受け入れ、衛生費における施設維持対策基金積立金及び消防費における消防本部庁舎建設整備基金積立金に歳出計上しております。
次に令和5年度の歳入歳出決算を議題としております。
歳入総額35億2,990万4,484円、歳出総額34億8,456万144円で、歳入歳出差引額4,534万4,340円とするものです。
歳入の分担金及び負担金のうち津和野町分は、6億542万1,000円となっております。
令和5年度の特徴としては、消防本部庁舎建設に伴う工事請負費等の経費が計上されたことにより前年度比大幅な増額の決算となっております。
また、益田地区広域クリーンセンターのPFI事業が令和4年度をもって終了し、令和5年度からは当組合が所有権を有し、公設民営方式にて運営事業者に委託し事業を継続しております。
尚、監査委員の報告では、令和5年度内の救急出場件数が3,968件(一日平均10.8件)で、前年度比215件の増と、救急の需要が年々増加していることともに、需要増に対応したサービスの提供について指摘を受けております。
圏域内において高齢化が進むことを念頭に今後の運営についても配慮して行くこととあわせ、搬送のための道路環境の向上などについても、より一層の努力してまいりたいと考えております。