鹿足郡事務組合定例会を行いました。
議案の主なものは、令和5年度の決算であり、まず、し尿処理施設の運営に資する一般会計は、歳入総額1億749万648円、歳出総額1億490万1,271円で、実質収支額は歳入歳出差引額258万9,377円となっております。
歳入のうち、分担金および負担金に係る津和野町分は5,382万2,000円です。
前年度と比較し、歳入では549万4,627円の増、歳出では489万101円の増となりますが、主な要因は衛生費における人事院勧告に伴う給与改定、および職員の勧奨退職による臨時的な特別負担金に伴う人件費の増加、試験器具洗浄機の購入に伴う備品購入費の増加等によるものです。
尚、令和5年度の一般会計の特徴は、クリーンパル施設の維持管理のための基幹的設備改良工事を行う目的で令和6年度の工事発注に向けた発注支援業務を、交付金を頂き実施しております。
次に、CATV事業に資する特別会計は、歳入総額3億2,721万1,910円、歳出総額3億1,295万1,726円で、実質収支額は歳入歳出差引額1,426万184円となっております。
歳入のうち、分担金および負担金に係る津和野町分は3,273万2,000円です。
歳出のうち金額の大きなものとしては、電気通信事業費において、インターネット等基幹サーバの機能向上を目的とした仮想化冗長サーバ構築事業として、その工事請負費28,595,864円、地域情報化推進事業費において、伝送路冗長化工事及び吉賀町告知放送システム構築のための工事などに関する工事請負費29,755,000円、中継用カメラ購入に伴う備品購入費として5,117,420円などとなっております。
議案のもう一つは、令和6年度の補正予算についてです。
一般会計、特別会計ともに前年度繰越金が確定したことのよるもので、それぞれ基金積立等により調整しております。