広島県の陸上自衛隊海田市駐屯地慰霊碑にて中国地区殉職隊員追悼式が開催され出席してまいりました。
中国5県出身の陸上自衛隊員で、我が国の独立と平和を守るという崇高な任務を遂行中に殉職された方々を追悼するもので、93柱の御霊に対して献花とともに哀悼の意を捧げました。
ご遺族の方々それぞれが献花される様子を拝見しながら、お一人お一人が抱いておられる思いの深さに私の想像は到底及ばないものの、それでも胸にこみ上げるものがありました。
平成25年の本町を襲った豪雨災害では、猛暑の中で自衛隊の皆さまに行方不明者の捜索活動や孤立集落からの救助活動等で大変にお世話になり、その恩を忘れるものではありません。
また、ロシアのウクライナ侵攻をはじめ戦争やテロが現実として起こっている世の中において、国民の生命を守るため、日々活動を頂いていることの有難さと頼もしさを強く感じております。
当追悼式には毎年出席したい願いをもちながらも、遠隔地であることと地元での公務の関係から叶いません。
それでも本年に出席し殉職者に哀悼の意を捧げるとともに、自衛隊の皆さまに感謝の気持ちを表する機会を得たことを有難く思っております。
