島根大学より高橋哲也副学長をはじめ3名の皆さまがお越しくださり、協定に基づいて実施している津和野町との連携事業の評価と今後の更なる事業推進について意見交換を行いました。
連携事業は島根大学の地域貢献事業である「じげおこしプロジェクト」として実施しているものであり、津和野町は、「eスポーツ」を取り入れた健康づくり事業と冬虫夏草の研究についてお世話になっております。
どちらの事業も本町独自では限界のある研究やデータ分析等を島根大学に行って頂き、学術的な知見により有益なアドバイスを頂いており、高い意義を認めております。
また、大学が持っておられる大手企業等のネットワークを事業に活用させて頂けることも本町にとっての魅力ともなっております。
これらの事業はシルバー人材センターやにちはら総合研究所などの民間団体が関わっておられ、行政だけでの判断はできませんが、今後も両事業ともに継続と更なる推進を地域振興の観点から願っております。
また、その他の新たな連携事業についても大学側より本町の意向を聞いて頂きました。
ゼロ歳児からの人づくりをはじめとする教育の魅力化や観光に関わる大学生との連携など、地域振興に資する様々な連携事業を思い浮かべておりますが、事業を厳選する責任を鑑みた上で、更なる検討を行ったうえで、必要に応じて連携をお願いしたいと考えております。
毎年、遠路お越し下さり、事業の振り返りと地域貢献に資する私たちの思いを聞いて頂く島根大学の姿勢に深く敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。