堤田地区の齋藤茂自治会長をはじめとする3名の皆さまが来庁されました。
用件は道路関係の要望でありましたが、その際に地区の有志で結成された山口線を守り隊(つつみだ)について紹介を頂きました。
報道等でJR山口線の宮野駅から益田駅までの赤字問題を知り、地区の生活に大きな影響をもつ当路線の存続に向けた活動について出来ることから取り組みたいとの思いで結成されました。
まずは自ら山口線を利用することからはじめようとの考えから益田市や津和野地区内での懇親会を計画し、地区近隣の青原駅を利用して移動する取り組みを始められておられます。
今後は、青原駅から地区内の名所である県指定天然記念物のクスノキや周辺の牧歌的な農村風景、スイーツ店などを周遊するレンタサイクル事業を展開してみたいとの計画や、将来的に東青原駅や日原駅、青野山駅、津和野駅などの沿線自治会とも連携した活動にも輪を広げたいとのお考えをお話頂きました。
JR山口線の利用促進は、津和野町にとって重要な取り組みテーマとなっており、JR西日本への要望活動や津和野町観光協会と連携してのJRを利用した誘客事業の展開など様々な活動を行っております。
こうした中で、民間有志の方々が自発的に利用促進を目的とした会を結成し活動を行って頂いていることは、本当に有難いことと受けとめております。
当会のことはこの度初めて知りましたが、危機感を持ちながらこの問題にあたっている私にとっては大いなる勇気を頂いた気持ちであります。
今後も前向きに活動して行こうとする皆さまと連携し、その輪を広げながらJR山口線の利用促進に取り組んでまいりたいと思います。