津和野町老人クラブ連合会主催による津和野町高齢者福祉大会が開催され、来賓としてお招きを頂き、出席してまいりました。
高齢社会を迎え、本町においても多分野にわたる施策の中で高齢者福祉の充実は重要性を増していると認識しております。
住み慣れた家で、住み慣れた地域で、住み慣れた津和野町でいつまでも安心して暮らして頂けるよう地域包括ケアの取り組みについて、医療、介護、生活支援、介護予防、住まいの観点から様々な事業や体制づくりを進めております。
一方で、高齢者の方々が普段の生活において、自ら積極的に行事や活動に参加されることなどを通して、生きがいや充実感を持って頂くことは、福祉施策を推進して行く上での基礎となるものでもあり、同時にお一人お一人の活動が地域や町全体の福祉力を高めることにもつながると歓迎しております。
町内各地に結成されている老人クラブは高齢者の活動の受け皿となるものであり、当大会も「各地区リーダーが一堂に会し、相互の親睦と連帯の和を広げ、研鑽に努める」との趣旨にて開催されました。
研修会では、「防災学習~日常のための防災」と題して役場防災担当職員のお話を聞いて頂きました。
会員間の親睦のみならず、自助・共助、公助に関わる防災研修の場を設けて頂いたことを有難く思っております。
本年は久しぶりに懇親会にも出席させて頂きましたが、参加された皆さまの笑顔を拝見しながら、町として高齢者福祉を更に推進し行く責任を改めて実感いたしました。
今後も老人クラブやシルバー人材センター、そして社会福祉協議会などともより一層の連携を図ってまいりたいと思います。
尚、大会では老人クラブの活動に長年にわたりご功績のあった11名の方と、1クラブ、1グループが表彰されました。
改めて受賞された皆さまのご労苦に敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。