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令和6年度高津川流域活性化センター通常総会(令和6年6月25日)

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高津川流域林業活性化センターの通常総会を行い、会長として出席をいたしました。

令和5年度おいては、〇林業コストの低減、〇原木が高値で取引される環境整備、〇林業就業者の確保を重点推進事項として、各種事業を実施いたしました。

具体的には、益田翔陽高校、益田高校、津和野高校生を対象に、チェーンソー作業やハーベスタ操作体験、森林施業及び施業計画の座学などを、次代の担い手を育む林業教育の一環として実施しております。
益田管内高校生が農林大学林業科へ進学するなどの成果を認めております。

また、原木生産コストの低減や労務の軽減を目的として、講師を招いての現地研修会や伐木安全技術講習会、2025年に木造住宅にも義務化される省エネ基準等に関する講演会、航空レーザー計測を活用した路網設計の省力化に関する実証事業、大分県佐伯市への循環型林業に関する先進地視察などを実施しております。

これらの事業を行うに当たっては、高津川森林組合をはじめ圏域内外の林業から製材、建築会社等の関係者にご支援を頂いており、心から感謝申し上げます。

令和6年度においても、同様事業を継続して行く計画としており、特に林業教育については、吉賀高校にも対象を広げ、次代の林業従事者の確保にもつなげて行くための事業を拡大してまいりたいと考えております。

高津川流域内の森林資源は成熟期を迎えており、製造、合板用のほか木質バイオマス発電用など多用途にわたり有効活用されております。
このことは、当地域の雇用の創出にも貢献しており、当センターとして、引き続き島根県及び地域林業関係者と連携し、林業や山村の活性化に向け、各種事業を実施してまいります。

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