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津和野町要保護児童対策地域協議会(令和6年6月18日)

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津和野町要保護児童対策地域協議会を開催いたしました。

要保護児童等の早期の発見とともに適切な支援を行うために、関係機関が情報を共有し、迅速に連携を図り対応していくことを目的として、要保護児童対策地域協議会(要対協)を設置しております。

協議会は警察や児童相談所、法務局、社会福祉協議会、民生児童委員、人権擁護委員、里親会、学校、保育園、医療機関等で構成され、それぞれの代表者と実務者で集まり会議を開催しており、この度は、代表者会議を開催したところであります。

令和5年度の活動報告としては、実務者会議や庁内会議、個別支援会議を年間通して開催しており、それ踏まえた上での町内の状況について説明をし、出席者で情報を共有しております。
また、虐待等の早期発見及び未然防止を目的として、子どもの居場所づくりや乳児家庭全戸訪問、子育て短期支援事業、子育て支援ヘルパー事業、広報活動等を実施しております。

令和6年度も同様の事業を実施する予定としておりますが、新しい取り組みとして、3歳児健診事前訪問と子育て家庭転入時訪問を実施しております。
子育て家庭に寄り添い、気軽に相談できる関係の構築を目指すとともに、家庭での養育状況を確認することも目的としたもので、母子保健と児童福祉の両方から家庭訪問することで、子育て支援とともに虐待の未然防止にもつながると考えております。

乳幼児健診事前訪問は津和野町独自の取り組みであり、集団検診の場では見えにくい、家庭での親子の日常を知ることが出来るなど、ご家族と懇切に接する良い機会となっており、今後1歳半児や2歳児検診にも広げて行くことを検討しております。
また、役場福祉部門と教育委員会との定期情報共有会も継続するなど、きめ細かい対応に努めてまいりたいと思います。

会議では、岩本正義益田児童相談所所長に「児童虐待相談の状況と改正児童福祉法の概要」と題してのご講演を頂き、県内や益田管内の虐待対応件数や通告件数の状況、こども家庭センターの設置とサポートプランの作成、こども計画の策定に向けての意見聴取等の仕組みなど、勉強をさせて頂きました。
心から感謝申し上げます。

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