7日から始まった津和野町議会6月定例会が最終日を迎え、初日に提案した議案について審議頂きました。
議案のうち主なものはまず、津和野庁舎耐震補強・改修工事の請負契約の締結について、入札により落札業者が決定し、契約にあたり議会の承認を得るものです。
契約の相手方は大畑建設株式会社、契約金額は4億3,890万円、工期は令和8年3月31日となります。
当工事は、津和野庁舎の増築棟の完成を受けて、現庁舎の耐震化を中心とした改修を行うものです。
現庁舎は国有形登録文化財であるため特に外観を現状のままに保存し、耐震化を図ります。
重要伝統的建造物群保存地区の防災公共事業として文化庁より補助金を頂き、残りについては、合併特例債を活用いたします。
役場庁舎については、令和3年に完成した本庁舎に続き、津和野庁舎増築棟、そしてこれから行う現庁舎と、耐震基準を満たす施設整備を順次行ってまいりました。
いずれも合併特例債を財源として活用しておりますが、当起債は令和7年度に期限を迎え、それ以降の継続が不透明なため、この機会を逃すと財源面から防災拠点となる役場庁舎の耐震化を図ることが困難になるとの観点から実施してまいりました。
平素より要望を頂いている他の施設改修や解体事業に優先して行ってまいりましたことにご理解を頂きますようお願いいたします。
次に、町道北斗台線の緊急法面対策工事の契約の締結についてです。
以前の当SNSにおいてもご報告させて頂きましたが、国道187号線から日原天文台へと通じる町道北斗台線は、令和3年に発生した大雨により被害を受け、復旧工事を行っておりましたが、その最中に、再び大雨による2次災害が発生してしまいました。
このことにより、今までに実施した工事とこれから実施する工事を区分して復旧して行くこととなり、この度2期として工事を行います。
契約の相手方は株式会社日成建設、契約金額は9,900万円、工期は令和7年3月31日としております。
次に、小型動力ポンプ付軽積載車の取得についてであり、700万円以上の財産の取得(処分)については、議会の議決を経ることになっております。
契約の相手方は株式会社吉谷(松江市)、契約金額は764万5千円で、消防第4分団に配置する予定としております。
次に、町営バス車両の取得について契約の相手方を有限会社日栄産業、契約金額を952万1,330円、スクールバスの取得について契約の相手方をハシモト自動車工業有限会社、契約金額を1,120万7,670円とする議案を、それぞれ承認頂いております。
いずれも現在使用している車両の老朽化に伴い、順次更新して行く計画としております。
本日は長くなりましたの、同じくこの度上程した令和6年度補正予算については明日、掲載いたします。