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高津川森林組合通常総代会(令和6年5月30日)  

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グラントワにて高津川森林組合の令和6年度通常総代会が開催され、来賓としてお招きを頂き、出席をしてまいりました。

当組合には、津和野町の森林整備や地籍調査等にてお世話になっております。
高津川流域の大切な財産である森林を守り育むという公益的な使命を果たすと同時に、経営面から自立し、収益を確保することの両立について結果が出すことの重圧は大変なご苦労があると拝察をしておりますが、今期も黒字決算を達成されており、敬意を表するしだいであります。

津和野フォレストエナジー合同会社により令和4年から稼働している木質バイオマスガス化発電事業は、本町も隣接地に原料供給の拠点となる原木・チッブヤードを建設し、連携した取り組みを進めております。 

その後、燃料等の物価高により原料の確保を危惧する時期もありましたが、当組合には厳しい環境の中でも、発電事業の安定継続という重要性を強く認め、その使命を果たすために原料の木材の供給にご尽力を頂き、感謝しております。

令和6年度からはいよいよ森林環境税がはじまり、国民お一人お一人から1000円が徴収されます。
森林のもつ国土の保全、水源の維持、地球温暖化の防止、生物多様性の保全などの様々な機能を十分に発揮させるため、適切な森林整備を行うことを目的として創設されたものであり、税金を納める国民にその意義と効果を実感して頂く責任があるとも思っております。

長年にわたる林業の衰退や過疎化などにより、不在地主や所有者不明山林の増加、林業従事者の減少などの課題が山積しておりますが、高津川流域の森林を守り育む担い手として当組合に対する期待は大きく、今後も信頼関係を継続し、連携した取り組みを進めてまいりたいと考えております。

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