津和野町人権・同和対策推進協議会の総会を開催いたしました。
令和5年度の事業としては、性の多様性や同和問題をテーマとした3回の講演会と映画「カランコエの花」の上映を行いました。
また、各公民館や役場庁舎での人権パネル展示及び啓発物品の配布、人権標語募集事業、人権の花運動、レシート上部に人権啓発内容を印字する活動などを実施しております。
尚、人権標語募集事業については、町内すべての小中高校より66作品の応募を頂くとともに、人権の花運動では町内の保育園にてチューリップの球根の植え付けを行っております。ご協力を頂いた皆さまに心から感謝を申し上げます。
令和6年度においても、同様の事業を計画しておりますが、講演会等の具体的な内容については、これから検討してまいります。質疑においては、レシートによる啓発活動について、町内スーパーへの協力も呼びかけてはどうかとのご意見も頂いたところであり、これについても関係者と協議を行いたいとの回答をいたしました。
昨年12月に開催された島根人権フェスティバルに一日擁護委員として参加させて頂き、人権問題は、同和問題や外国人差別、障がい者差別、LGBTQ、DV、子ども虐待など、多様な分野にわたっていることを実感するとともに、それぞれの分野において各種団体が解決に向けたご努力をされておられることを再認識いたしました。
当協議会としても、多様な分野を全て同時に取り上げることは現実的に不可能でありますが、毎年の活動を通して地道に取り組んでまいりたいと思います。
令和6年度の施政方針において述べたとおり、人権感覚を高める啓発活動を中心に総合的、継続的な取り組みを行い、知識から認識へ、そして行動できる人材の育成にも努めてまいります。
写真は、人権啓発の活動に活用することを目的として作成したユニフォームです。
ご希望の皆さまに貸し出しをする予定ですので、お気軽にお申し込みを頂きたいと願い、紹介いたします。