松江地方気象台より笠井将伸台長をはじめとする皆さまが来庁され、気象台の取り組みを説明頂くとともに、意見交換を行いました。
梅雨入り前の毎年この時期にお越しくださり、大雨災害等に警戒が必要となる今後に向けて、気象台の取り組み等の情報を頂く重要な機会となっております。
松江気象台では人員増強を図られるとともに、地域に精通した職員を迅速に派遣し、地域の災害特性を踏まえた円滑な解説や助言を行う体制を構築されていることや、災害警戒時のみならず平素より自治体の相談に応じていること、線状降水帯による大雨の可能性について半日前からの呼びかけを府県単位に改善されたこと、環境省において気温が特に著しく高くなることにより重大な健康被害が生じるおそれのある場合に熱中症特別警戒アラートが令和6年度発表されることなど、詳細にご説明を頂きました。
毎年の経験をもとに、体制や取り組みのレベルアップを図って頂いていることを認識し心強い限りです。
また、松江地方気象台長及び次長と私とが緊急時と平時問わず直接に連絡を取ることが出来るためのホットラインの確認を行ったところであります。
本年もこれから梅雨入りとなります。
台風シーズンの終わりまで、大雨災害については警報が発令され緊張して警戒にあたる機会が何度かあると想像しております。
本年も災害警戒にあたる当事者同士が事前に顔を合わせ、お互いが顔を思い浮かべながら警戒に臨む関係性は重要と、これまでの経験から感じており、こうしたご配慮のもと来庁頂いた皆さまに深く敬意を表するしだいであります。
写真に写っておりますのは、気象庁マスコットキャラクター「はれるん」です。