高津川流域活性化推進地域協議会が開催され、出席をしてまいりました。
当会は、「貴重な地域資源である清流高津川を基軸として、流域の保全と日本の原風景を取り戻し、これからの地域再生モデルの構築及び地域経済の活性化を目指すとともに、日本の新しい地方のあるべき姿を示し、地域の創生に寄与すること」を目的として、島根県と流域自治体、JA、森林組合、商工団体、企業等により組織し、設置されております。
年間を通しての取り組みの中で主要なものとしては、産直を中心に、環境に配慮した商品や、農薬及び添加物をできる限り使わない商品を、都市圏をはじめとする多くの消費者に提供されているパルシステム生活協同組合連合会との連携であり、流域商品を取り扱って頂くための事業を展開しております。
尚、パルシステム以外にも、首都圏等からバイヤーや飲食店業者、旅行業者を招聘し、高津川流域内の生産地の視察と共に、商談会を実施しております。
また、高津川流域地域通訳案内士を育成する事業にも取り組み、英語(19名)、フランス語(3名)、中国語(2名)、韓国語(2名)において、現在26名の方々が認定され、インバウンドをはじめとする流域の観光振興に貢献して頂いております。
その他にも高津川の一斉清掃や海岸漂着物抑制のための水質調査をはじめ高津川の環境を守るため、森里海連環の観点から、森林や海岸の環境改善に資する取り組みを行っており、今後においても、これらの事業を継続し発展させてまいりたいと考えております。
会議では、以上に関連する令和5年度の事業報告と決算、令和6年度の事業計画と予算について審議し、いずれも承認されております。