安野光雅美術館に水津保美版画展を見に行ってまいりました。
4日と5日の2日間にわたる水津保美版画教室と同時に開催しております。
以前の当SNSにおいても東京での個展をご紹介いたしましたが、水津先生は津和野町出身で、本町にアトリエを構えられ、東京を中心に各地で個展を開催される「山岳木版画家」でいらっしゃいます。
安野光雅美術館のゴールデンウイーク中のイベントとして版画教室を企画したところ快くお引き受けくださり、観光客や町民を対象に版画の技法や面白さなどを体験して頂くなど、当美術館の事業にご協力を頂き感謝しております。
掲載した2枚の写真のうち1枚は参加された方が製作された作品ですがそのクオリティの高さに驚きました。
期間中多くの皆さまにご参加頂いたと聞いており、津和野での休日を楽しんで頂いたものと拝察しております。
水津先生の作品は「山岳木版画家」の肩書通り、山を題材としたものが大半でありますが、作品ごとに色彩の違いによる特徴があり、それぞれに心が和むものや、ときめくように気持ちが高揚するなど、ひとつひとつ違った感動を味わうことができます。
水津先生の作品についても、多くの皆さまに楽しんで頂いたものと思っております。
津和野観光全体としても、連休中は本当に多くの皆さまに訪れて頂き感謝しております。
私の見た感覚では例年以上に賑わいを見せていたと受けとめております。
コロナ禍の苦しい時と比較し、多くのお客様に戻ってきて頂いている喜びを感じております。
ゆっくりと穏やかに楽しむことが津和野観光の魅力でもあり、オーバーツーリズムにも配慮しながら、今後も着実に観光に訪れる皆さまが増えて行くよう関係者と共に努力してまいりたいと思います。