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津和野町男女共同参画推進委員会(令和6年3月26日)

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男女共同参画推進委員会を開催いたしました。当委員会は5名の島根県男女共同参画サポーターと津和野地区及び日原地区の中央公民館長、老人クラブ会長、人権擁護委員の9名で構成されております。

議題では、まず令和5年度の男女共同参画に関わる事業の実施状況と数値実績の推移、アンケート調査の結果の報告をいたしました。
この中で、アンケート調査については、令和5年11月14日から30日までの間に、町民の男女共同参画に対する意識を把握するため、郵送とインターネットにより実施したものであります。

1000人を対象として369人から回答を頂いておりますが、主な結果についてご報告しますと、育児と仕事の両立に関する意識については、育児に積極的な男性への理解が広がっているとともに、会合などでの食事の準備や配膳などは女性がするといった伝統的な役割分担については否定的な考えを持っておられる方が多数(約7~8割)を占めております。
一方で、男性は仕事をして家計を支えるべきだという意見に対しては、肯定的と否定的な回答が半々となっております。

学校教育の場では男女の地位が平等であるという認識が比較的強い(約6割)一方で、政治の場では、男性が優遇されている(約7割)こと、社会通念・慣習・しきたりなどでも同様に男性が優遇されている回答が多数を占めております。

また、社会全体としてみた場合においても男性の方が優遇されているとの回答が「どちらかと言えば」というものも含め約7割となっており、男女の地位の総合的な平等感については課題が多いと分析しております。

こうした結果から、町民の男女共同参画に関しては前向きな意識を持っている方々が増えていることがうかがえるものの、経済的な責任に対する意識等については、時代にあった多様な働き方やライフスタイルの選択肢を提供することで、バランスの取れた社会の実現につながるという認識のもと、今後の取り組みが必要になると認識しております。

会議では、その他に第2次津和野町男女共同参画計画の数値目標について確認を行うことともに、令和6年度の事業等についてご意見を頂きました。今後もサポーターの皆さまにお世話になりながら、連携を強化し、男女共同参画社会を推進してまいります。

津和野町男女共同参画推進委員会

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