第２期津和野町空家等対策計画を策定しました

近年、全国的に人口減少や既存の住宅・建築物の老朽化、社会ニーズの変化及び産業構造の変化に伴い、空き家等が年々増加しています。津和野町においても、空き家等の増加は避けられない状況です。

空き家等は個人の財産であり、所有者等が自己の責任において自主的に管理することが原則です。しかしながら、空き家等の中には適切に管理が行われていないものもあり、防災、衛生、景観等の面で地域住民の生活環境に 深刻な影響を及ぼす恐れがあります。

平成26年11月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が成立し、本町においても平成31年３月に「津和野町空家等対策計画（計画期間：平成31年度～令和５年度）」を策定し、取組を進めてきました。

一方、その後も空き家等の数は増加を続けており、今後もさらに増加することが見込まれます。こうした中、倒壊の危険等がある空き家等の除却等の促進にとどまらず、空き家等の適切な管理の確保や、その活用拡大に向けて、空き家等対策の総合的な強化を図るため、令和５年12月から改正空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されました。

このような背景を踏まえ、空き家等の発生の抑制、活用の拡大、適切な管理の確保及び除却等の促進に係る取組を強力に推進するため、計画の見直しを行い、「第２期津和野町空家等対策計画（計画期間：令和６年度～令和10年度）」を策定しました。