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津和野町学校給食センター竣工式(令和6年3月2日)

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学校給食センターの竣工式を執り行いました。

当センター建設の過程においては物価高騰の影響を大きく受け、資材の高騰や工期の延長を余儀なくされ、事業費が大幅な増額となり、議会をはじめ町民の皆さまにご心配をおかけすることとなりましが、現代の衛生基準にマッチした施設の建設は喫緊の重要課題であり、この度無事完成に到りましたことを安堵しております。

これまでの学校給食は、津和野地域は津和野町学校給食センター、日原地域は日原共同調理場において、旧町単位での提供を行ってまいりました。
いずれの施設も築50年を越え、老朽化が進んでおり、加えて、現在のそれぞれの施設規模による改修工事では、国が定めた衛生基準を十分に満たすことが困難でありました。

こうした状況において、津和野町学校給食センター建設検討委員会を立ち上げるとともに、議会をはじめ関係の皆さまからご意見をいただく中で、学校給食調理場を統合し、津和野中学校プール跡地を活用した整備が望ましいと判断し、改修工事を進めてきたところであります。

完成した新しい給食センターは、一階に調理場と事務室、2階に会議室と休憩室を配置し、調理場では、一日あたり500食を賄うことが出来ます。
また、これまで困難であった野菜類の下処理室と肉魚類の下処理室の区域分けや下処理室と調理室、さらにはアレルギー対応の調理室の区域分けなどに対応することができ、食中毒やアレルギーに対するリスク軽減を図ることが出来ます。

現代の衛生基準に適合した規模であり、児童・生徒により安心、安全な給食を提供する責任を果たすことのできる施設・設備であると考えております。

また、この度の新たな学校給食の運用に合わせて、津和野中学校3年の日熊風花さんがマイプロジェクトとして取り組まれたイラストのデザインを新しい食器に採用いたしました。今後も、給食の提供にとどまらず、児童生徒が地元の農産物や農業に関心を持ち、食を通してふるさとの良さを感じ、郷土愛を育むための教育に一層力を入れてまいりたいとも考えております。

当然ながら、施設が新しくなっただけではなく、そこに携わる職員及び関係者の学校給食に対する心構えや体制づくりも大切です。
新学校給食センターの開所を契機として、より効率的で質の高い給食の提供を目指し、一丸となって取り組んでまいります。

学校給食センター 給食センター竣工式

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