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須川地区自主防災組織結成(令和6年2月27日)

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須川地区において自主防災組織が結成されたことに伴い、その届け出とご報告に吉岡満会長をはじめとする地区の皆さまがお越しくださいました。

自主防災組織は、地域の住民が協力し合い、自分たちの地域を自分たちで守るという意識のもと、自主的に立ち上げて頂く組織です。
普段は防災訓練や防災学習、地域の安全確認などの災害に備えた取り組みを行い、災害時には地域の状況などの情報を災害対策本部に伝えたり、避難活動を協力し合うなど、被害を最小限にくい止めるための活動を行います。

防災・減災は、自らの身を守ることを考え行動する「自助」と、近隣や地域で助け合う「共助」、そして行政機関が住民の生命財産を守るための責任を負う「公助」の3つが、連携して機能することにより、その効果が相乗的に高まります。

町内各地域には消防団組織があり、火災や災害時にそれぞれの地域において重要な役割を果たして頂いておりますが、その活動を補完するものとして、特に平時での防災訓練や防災学習などの取り組みは自主防災組織に期待するところが大きく、町としても町内全地域に結成頂くことを願い、啓発活動等を行っております。

この度の須川地区自主防災組織においても、〇防災に関する知識の普及、〇地震等に関する災害予防、〇地震等の発生時における情報の収集伝達、初期消火、救出救護、避難誘導等の応急対策、〇防災訓練の実施、〇防災資機材等の備蓄、などを規約に掲げておられ、今後地域の防災計画の作成にも取り組まれる計画とうかがっております。
また、メンバーの三浦宏一様は防災士の資格を有しておられ、アドバイザーとして組織の機動的な運営に力を発揮して頂けるとも期待しております。

現在の本町の自主防災組織結成率は26.1%です。
この度の須川地区自主防災組織がモデル的な取り組みとなることを期待するとともに、町民の防災士資格取得の支援(現在、補助制度を設けております)と合わせ、結成率が更に上がって行くよう、公助の責任の一つとしても推進してまいりたいと思っております。

須川地区自主防災組織結成

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