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津和野町議会令和5年12月定例会

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12月8日から始まった津和野町議会12月定例会が、20日に最終日を迎え終了しております。

初日に提案した議案については、14日に審議採決が行われており、主なものについて報告をさせて頂きます。

まず、町道一の谷線落石対策工事について、51万400円を増額し6,209万600円とする請負変更契約の締結を承認頂きました。
落石防護網工及びロープ伏工、アンカー種別などの数量等が確定したことによるものです。

次に、津和野町地域活性化複合施設整備工事の請負変更契約について承認頂いております。
2,905万8,700円を増額し、4億8,764万8,700円とするもので、工期についても令和6年3月20日(変更前は3月8日)に変更します。
スーパー運営予定者である株式会社丸久より提案頂いた施設内装の仕上げ等をはじめとする各種変更に伴うもので、将来的な事業の自立のために必要と判断したことによります。

次に、町道商人線道路改良工事について、1,091万7,500円を増額し5,005万円とする請負変更契約の締結を承認頂きました。
当路線は狭小区間が連続しており、通行車両の離合が困難である箇所が存在することから、通行者の安全確保及び利便性の向上を図ることに対応するためです。工期についても令和6年3月29日(変更前2月28日)に変更しております。

次に、旧日原保育園を解体するための工事請負契約の締結について承認頂いております。
一般競争入札を経て、堀建設株式会社を契約の相手方とし、契約金額は5,448万円800円とするものでは、工期は令和6年3月26日としております。

次に、町道円の谷線晩越(おそごえ)トンネルの修繕工事について請負契約の締結を承認頂きました。
一般競争入札を経て、契約の相手方は内田建設株式会社、契約金額は、1億4,833万2,800円、工期は令和6年3月29日とするものです。
橋梁やトンネル等は、全ての施設について5年に1度、知識と技能を有する者による点検が義務付けられており、その結果において必要と判断されるものについては修繕を行うこととなっております。

次に、道の駅シルクウェイにちはらの指定管理者として、株式会社津和野開発とすることについて承認を頂きました。
以前にご報告した通り、道の駅なごみの里は三保電機株式会社に交代となりますが、こちらについては引き続いて津和野開発に管理して頂くこととなります。

次に、津和野町農産物処理加工施設の指定管理者として、三保電機株式会社とすることについて承認をされております。
道の駅なごみの里の指定管理を担って頂くことに関連するもので、地元農家や事業者との連携を引き続きお願いするとともに、新たな産業振興にもつながる取り組みを期待しております。

次に、令和5年度一般会計補正予算について承認を頂きました。
既定の予算総額に2億5,191万8千円を追加し、歳入歳出予算総額103億9,115万5千円とするものです。
歳出の主なものは、シルクウェイにちはら内のヤマザキショップ改修に伴う負担金として1,540万円、空き家バンク登録物件改修補助金が当初予算を上回る申請を頂いたことによる予算の増額として229万2千円、住民税非課税世帯等に一世帯当たり7万円を給付する価格高騰重点支援給付金として7,595万円を計上しております。尚、価格高騰重点支援給付金は、来年1月の手続き開始を目途とし準備しております。

補正予算の続きとして、中山・長福地区等の事業費の増額に伴う県営農業競争力基盤整備事業負担金として1,750万円を、企業版ふるさと納税を財源として寄付者のご意向に基づき津和野駅にベンチを設置するための庁用器具費として338万8千円を、多胡家表門保存修理に伴う設計監理業務委託料235万4千円と工事請負費2,604万8千円を計上しております。

多胡家表門の財源は県補助金とふるさと納税寄付金をしており、その他事業についても国や県の補助金、過疎債、合併特例債などの有利な財源を出来得る限り導入するよう努めております。

また、議決を頂いた12月14日は追加議案として、津和野町役場第2庁舎を撤去するための工事請負契約の締結と学校給食センターの工事請負費について増額をする令和5年度一般会計補正予算に関する2案件を上程いたしました。

前者の工事請負契約の締結については、一般競争入札を経て、ナガヨシ技建有限会社を契約の相手方とし、契約金額は5,494万円5000円、工期は令和6年3月26日とするもので同日に審議のうえ、承認頂いております。

後者の補正予算については、津和野町学校給食センター建設事業に関する調査等特別委員会が設置されるとともに、15日と20日に委員会調査を受けるとともに、定例会最終日の20日に採決がされております。
結果は可決となりましたが、特別委員会では否決(賛成4人、反対5人)となり、本会議での採決において賛成反対同数(特別委員会委員長が採決に加わるため)の上、議長裁決により可決となる経過をたどっております。

物価高騰等を原因とした建設コストの増大に伴い学校給食センターの工事請負費について2億8,743万円を増額補正する提案をさせて頂いたものでありますが、事業執行に対する我々執行部の対応も合わせ、事業費の大幅な増額に対して厳しいご意見を頂いた上での結果でもあります。
こうした状況を重く受けとめ、緊張感をもちながら当センターの完成に努力し、安全安心な給食の来年からの提供に全力を尽くしてまいりたいと思います。

尚、学校給食センターの一連の経過を踏まえ、町長等特別職3役の給与カットに関する議案を最終日に追加議案として提出いたしましたが、議員それぞれの判断のもと否決されております。

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