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小中学校における教育魅力化の取り組み

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小中学校における教育魅力化の取り組み

「0歳児からのひとづくり事業」の取り組みとして、町内の小学校、中学校でも魅力的な教育環境を整備する取り組みを行っています。

ここでは、その取り組みの概要についてお伝えします。

 

教育魅力化コーディネーターの配置

【保小連携コーディネーター】

町内の保育園(主に年中・年長児)と小学校(主に小1・2年生)の交流計画に関わっています。保小連絡会や園長会、各保育園の保育参加や各小学校の授業参加 / 実践を通じて、滑らかな小学校への接続の手立てを行なっています。具体的な例をひとつ挙げると、2021年度には木部地域において月に一度、保育園の年長児と小学校1・2年生による合同体育授業を行なっています。その日の放課後に、担当の先生方とコーディネーターによる振り返りの場「SENSEI TEA TIME」を設けて、お互いの校種の子どもたちの理解を深めています。現場での関わりと、園・学校全体としての仕組みづくりという両輪を大切にしながら日々活動にあたっています。また、「親の学び事業」を進めており、地域のお母さんグループと行政を結びつけながら「つわの子連れSTUDY」と称して、特に未就学児の子がいる保護者を対象にした、おとなの学びの場づくりに奔走しています。「福祉 × 教育」を、現場実践からまち全体に波及していける仕組みを構築していきたいです。

【小中魅力化コーディネーター】

 地域の産業や、自然、文化・歴史などに関連する情報を教員に提供し、同時に、授業での学びのポイントや意図などを外部の協力者の方に事前に共有するなどして、学校での学びをより豊かなものになる様、教員といっしょに授業作りを行っています。協力頂いた方との振り返りを通して、大人と子どものお互いの学びにつながる様な工夫も行っています。

 また、学校での学びから、より興味関心のある事について、放課後や休日を使って生徒自らがまち全体をフィールドに課題を見つけ、取り組むプロジェクト活動のサポートも行っています。

 2022年1月現在、小学校と保育園の連携担当1名、津和野地域の小中学校担当1名、日原地域の小中学校担当1名、の計3名が活動を行っており、令和3年度は、コーディネーターインターンとして1名がサポート役として活動しています。

学校での学習事例

〇中学校では、「総合的な学習の時間」の授業の一環で、中学生と大人がお互いの経験・興味関心や夢について語り合う対話型の学びを行っています。令和3年度は、津和野中学校では1対1で語り合う「ツワトーク」を実施し、日原中学校では全国の大学生とオンラインで対話する「日中版トークフォークダンス」を実施しました。

〇小学校では、「総合的な学習の時間」を中心に、3・4年生では、地域のゆたかな「ひと・もの・こと」に五感で触れる体験活動、5・6年生ではまちの課題にリアルに触れる中で、自分たちにできることをやってみるプロジェクト型の授業の機会を作ることに力を入れており、「学びの協働パートナー」が子どもたちの学びをサポートしたり、一緒に活動したりしています。

      

〇芸術士®派遣事業として、アートを通したワークショップにより子どもたちの感性と創造性を育む取り組みを行う芸術士®が小学校や中学校にも訪問し、授業のサポートを行っています。

芸術士®の活動の様子はこちら  津和野町芸術士®派遣事業

学校外での取り組み事例

放課後子ども教室

 放課後の時間が、子どもたちの安心・安全な居場所になるとともに、多様なひとや地域のもの・こととの関わりによって豊かな体験・活動の機会を増やしていくことをめざしを開催しています。現在、学校区ごとに「つわぶきワクワク広場」「あゆっこワクワク広場」「きべっこワクワク広場」があります。

    

〇中学生プロジェクト活動報告会・交流会

 興味を持った関心ごとや課題をマイプロジェクト活動として実施する中学生が多くなってきています。こうした活動を広く住民の皆さんや学校の友達にも知ってもらいたいと令和3年度に活動報告会を行いました。また、この報告会に参加して頂いた地域の大人の方との交流を行い、次のプロジェクト活動へのヒントをもらったり、一緒に活動してくれる新たな仲間づくりを行っています。

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