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地域再生計画(地方創生道整備推進交付金)事後評価について

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地域再生計画とは

 地域再生法に基づく地域再生計画のことで、近年における社会経済情勢の変化に対応して、地方公共団体が行う自主的かつ自立的な取り組みによる地域活力の再生を総合的かつ効果的に推進するため、地方公共団体により作成し、内閣総理大臣による認定を受けた計画です。

 

 津和野町では、島根県と連携して地域再生計画(平成28年8月2日付け(変更:令和3年3月30日)、内閣総理大臣認定)を策定し、地域再生法に基づく地方創生道整備推進交付金の交付を受け、町道、林道の整備を進めてきました。

 

■評価対象の地域再生計画の概要

◇地域再生計画名称  「森里海連環」津和野町型自伐林業による地域再生計画

◇事 業 主 体   島根県・津和野町

計 画 区 域   津和野町全域

目     標   【数値的目標】 目標1 林業の振興 森林整備実施面積(自伐)の増加 (平成27年度:5ha(実績) → 令和3年度:15ha)

                   目標2 林業の振興 間伐材原木の搬出量の増加    (平成27年度:46t(実績) → 令和3年度:100t)

                   目標3 安全安心な道路整備 離合困難箇所の解消   (平成27年度:1,430m   → 令和3年度:0m)

◇目標達成のために行う事業

           <町道改良> 町道滝谷1号線道路改良  町道商人線道路改良  (実施主体:津和野町)

           <林道開設> 林道三子山線開設     林道耕田内美線開設  (実施主体:島根県)

◇目標達成のためのその他の事業

           〇森林整備(自伐型林業)を確立し、雇用の場の創出を図るため、作業道の整備、間伐材を中心とした木材搬出を継続的に実施する。

           〇地域おこし協力隊として来町した都市部の若者たちの定住化を図る。

           〇子育て世帯の人口増加、定住者の増加、地域活性化の推進を図るために住宅の建設し、定住化を図る。

事後評価を公表します

 事業期間が終了し、事業実施による目標の達成状況等を検証、取りまとめを行いました。

 数値的目標について、「林業の振興」については、森林整備実施面積は目標値には達してはいませんが、概ね達成することができ、間伐材原木の搬出量は目

標値を上回る実績となりましたので、「概ね目標を達成した」と評価しました。また、「安心・安全な道路整備」については、離合困難箇所すべてを解消する

ことはできませんでしたが、確実に離合困難箇所の解消が行われ、木材搬出車両等の通行の安全が確保、地域住民の生活環境が改善されたことから、こちらも

「概ね目標を達成した」と評価しました。

 また、その他事業についても、それぞれの目標に対して、「達成」、「概ね達成」することができ、『「森里海連環」津和野町型自伐林業による地域再生計

画』に大きく寄与するものと評価しました。

 

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