山陰道の大田・静間道路及び静間・仁摩道路の開通式が行われ、出席をしてまいりました。
都市計画道路出雲仁摩線延長37kmのうち、大田市久手町刺鹿を起点とし同市静間町を終点とする延長5kmの大田~静間道路と、大田市静間町を起点として同市仁摩町大国を終点とする延長7.9kmの静間・仁摩道路がこの度、完成したことによるものです。
当道路の開通により、これまで66%だった県内の供用率は72%となり、並行する国道9号を通行した場合と比べての時間短縮効果は約10分とされております。
期待される整備効果としては、事故や災害時における大幅な迂回の回避や一刻を争う救急医療活動における迅速かつ安静な搬送への寄与、日常生活圏の拡大による産業活動の活発化や広域観光の推進などが挙げられます。
今後の予定としては、来年度に出雲・湖陵道路(延長4.4キロ)と湖陵・多岐道路(同4.5キロ)が、令和7年度に三隅・益田道路(延長15.2キロ)が開通し、これに伴って県内の山陰道の供用率は85%に高まる見込みです。
式典には国及び県、そして県内市町長をはじめとする多くの関係者が出席をし、この度の開通を祝いました。
今後も山陰道のミッシングリンクの解消に向け、微力ながら私なりの立場で出来る協力をしてまいります。