島根県土木協会主催による国土交通省幹部職員との意見交換会が開催され、出席をしてまいりました。
当協会は、島根県内の自治体によって構成されており、津和野町も参画しております。
意見交換会は毎年この時期に開催されており、水管理・国土保全局と道路局との意見交換会の2部構成にて、参加自治体より各地の状況説明や要望などを行いますが、本年も多くの首長が参加され、当会議を重要視されていることが分かります。
水管理・国土保全局からは河川行政の現状等について、道路局からは道路行政を取り巻く情勢等について説明を頂いた後、参加自治体ごとに意見を述べました。
私からは、高津川水系流域治水として取り組んでいる事業の一つである多面的機能支払交付金を活用した「田んぼダム」や、平成25年の豪雨災害を経験した上での津和野町美しい森林づくり条例の制定と災害に強い森林の整備・保全に向けた活動について説明をしております。
また、道路局関係では、益田市、吉賀町とともに3市町がこの度、「地域インフラ群再生戦略マネジメント」のモデル地区に選定頂いたことと共に、連携して市道・町道・農林道における橋梁・トンネルの点検やメンテナンスに取り組むことを紹介させて頂いております。
その上で、現在課題と認識していることについての解決に向けた要望を行っておりますが、国交省からは真摯にご回答頂くとともに有益な情報等もお示し頂いております。
具体的な要望をここに記すことは遠慮いたしますが、本町の河川や道路整備を推進して行く上で当会は重要な機会であり、今後も万障繰り合わせての出席を心がけてまいりたいと思います。