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島根人権フェスティバル2023(令和5年12月10日)

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島根人権フェスティバルが益田市グラントワで開催され、参加してまいりました。

当フェスティバルは、「一人ひとりの個性や違いを尊重し、さまざまな文化や多様性を認め合い、共に支え合う『共生の心』について、県民の理解を深め、人権尊重意識を高めることを目的に、県内市部を中心に持ち回りで毎年開催されております。益田市での開催は平成26年以来となります。

当日は一日人権擁護委員に委嘱され、会場に展示されたパネル等で様々な団体の活動を拝見させて頂くとともに、それぞれの関係者より取り組みや状況についてのお話を聞かせて頂きました。
視覚聴覚障害、感染症、特定失踪者、LGBTQ、犯罪被害者支援、DV、里親、子ども虐待、外国人、身体障害者、男女共同参画など、人権に関わる様々な現状や課題、そして解決や啓発に向けて日々ご努力されている活動の様子を勉強する貴重な機会にもなったと感謝しております。

午後からは、「3つの壁を打ち破ろう!~部落差別解消推進法に学ぶ差別問題理解の基礎基本」と題しての近畿大学名誉教授奥田均先生のご講演を聞きました。
講演の内容をここで記すことは自粛したいと思いますが、最も印象に残ったお話として、差別はそっとしておけば自然になくなるとの姿勢ではなく、社会を構成する当事者意識をもち、部落差別を解消するために必要な教育や啓発に積極的に取り組むことが大切であるということです。

津和野町人権同和対策推進協議会に主体的に関わる者として、改めて多くのことを学ぶとともに、今後の活動に活かしてまいりたいと思っております。

島根人権フェスティバル2023

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