令和5年第2回鹿足郡不燃物処理組合議会並びに令和5年第2回鹿足郡養護老人ホーム組合議会が吉賀町にて順次開催され、出席いたしました。
まず不燃物処理組合ですが、この度の主な議案は令和4年度決算についてであり、歳入総額1億190万円(前年比1億487万8千円の減)、歳出総額8,224万4千円(同1億1,023万9千円の減)で、実質収支額(歳入決算総額から歳出決算総額を単純に差引いた額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた額)は1,965万7千円となりました。
歳入歳出ともに前年比で大幅減額となった理由は、これまで実施してきた基幹的設備改良工事の大部分が終了したことと、廃棄物の減量により処分費等が減になったことによるものです。
基幹的設備改良工事は平成31年度より実施し、プラスチック圧縮梱包機や鉄アルミ選別圧縮機の更新、自走式二剪断機の購入、トラックスケールの更新工事などを順次実施しております。
次に、養護老人ホーム組合についてですが、こちらも主な議案は令和4年度決算でありました。
当組合会計は3つに分かれており、一般会計では歳入総額1億8,278万6千円、歳出総額1億8,272万4千円で、実質収支額6万2千円となっております。
次に外部サービス利用型特定施設事業特別会計は、歳入総額1,861万3千円、歳出総額1,861万3千円で、実質収支額1千円(歳入歳出総額それぞれの千円未満四捨五入調整のため)となっております。
次に、訪問介護事業特別会計では、歳入総額833万2千円、歳出総額833万1千円で実質収支額は1千円となっております。
人員確保の困難等により令和4年10月より訪問介護事業を休止せざるを得ない状況となっており、伴って2つの特別会計ともに前年比減額となっております。
その他、両組合ともに令和5年度補正予算等についても審議され、全て承認されております。