全国史跡整備協議会(全史協)の全国大会が本年は埼玉県川越市にて開催され、出席をしてまいりました。
当協議会は、史跡等の文化財を有する自治体で構成されており、現在600を超える市町村が加盟しております。
全国大会は総会の位置づけともなっており、この度は、令和4年度の事業並びに決算報告、令和5年度補正予算、令和6年度の事業計画並びに予算などが、全国から参集した会員により承認されております。
また、文化庁からも多くの皆さまにお越し頂いており、令和6年度予算における全史協関係の概算要求・要望額について説明頂きました。
11月に予定している臨時大会における要望活動において予算確保に向け努力してまいりたいと思っております。
記念講演会では、江戸東京たてもの園学芸員(専門調査員)の齋藤慎一様のお話を聞きました。
「平城と山城~城館の地域性」と題してのお話は津和野城跡をもつ私にとっても興味深いものであり、とても参考になる貴重な機会となりました。
尚、当協議会において私は、理事の役を頂いております。
数多くの文化財を持つ津和野町にとって、当協議会の存在は大きく大切であり、関係する大会や会議には意識して積極的に出席をしております。
これまでに培った人的ネットワークを財産として、微力ではありますが役員としての職責を果たしながら、文化財関係の予算確保等につとめ、本町の文化財行政の推進にも役立ててまいりたいと考えております。