9月8日から始まった津和野町議会9月定例会に人事案件、条例案件、補正予算、決算認定等の総数47件の議案を上程いたしました。
このうち9月15日に条例案件、契約案件、令和5年度補正予算の議案について審議され、承認されております。
主な議案としてはまず、令和4年度町道一の谷線落石対策工事請負変更契約の締結について、契約金額を3,039万250円増額し、6,158万200円に変更するものです。
当初の契約金額3,118万9,950円からほぼ倍の増額となっておりますが、当初契約の落石対策工事実施中、次年度以降に事業を計画していた周辺箇所において岩塊の亀裂とその進行が確認され、早急な危険除去の対策を講じる必要があったため、変更契約として対応いたしました。
合わせて工期についても令和6年2月28日まで変更しております。契約の相手方は有限会社山田土木です。
次に、道の駅津和野温泉なごみの里の指定管理者を三保電機株式会社とする議案を承認頂きました。
当施設については、これまで第三セクター株式会社津和野開発(平成29年の合併前までは株式会社津和野)により運営が行われてまいりましたが、この度の議決により令和6年4月1日より交代することとなります。
広島市に本社を置く三保電機様とは、CATV関連事業をはじめ本町とお付き合いがありますが、この度、なごみの里の管理運営にも手を挙げて頂きました。
温浴施設をはじめ施設の運営が原油高、物価高の影響を大きく受ける厳しい環境でありますが、培われた経営ノウハウ等を発揮して頂くことに期待を寄せております。
次に、道の駅シルクウェイにちはら隣接の敷地内に立地する「オシドリ観察小屋」について、これまで指定管理に出しておりましたが、オシドリの飛来減少などを理由に施設利用が近年はほとんどなく、道の駅シルクウェイにちはらの指定管理者(現在は津和野開発)の管理の一部とし、独自の設置管理条例を廃止いたしました。
高津川近接の素晴らしい施設であり、今後の有効活用について検討してまいります。
令和5年度補正予算については、明日のSNSに掲載いたします。
尚、提案議案の内、津和野町固定資産評価審査委員会の委員(3名)と津和野町農業委員会委員(11名)の選任については、議会初日に全員が承認されております。