昨年に引き続いて、役場本庁舎裏の駐車場に百合の花が咲きました。
8月の上旬に撮影した一枚です。
庁舎建物と地面のすき間から力強く生え、きれいな花を咲かせている様子が、「こんなところに」という思いの中で生命力の偉大さを感じるとともに、心を和ませてもくれます。
「風渡る」~百合の花が風にゆらめく光景が夏の暑さの中で視覚からも清涼感をもたらしますが、風が吹く様子を表現したその言葉を思い出しながら、故郷の自然の素晴らしさを体感する日々でもありました。
現在は花も終わり、葉と茎だけになっておりますが、風雪に耐えて来年も見事な花を咲かすであろうと楽しく想像する時、花の終わった今の状態さえも見るたび明るい気持ちになります。
実は家の庭でも昨年からプランターに百合の球根を植えておりますが、一向に育つ気配が見えません。
毎日水やりは行っておりますが、土に植えただけではダメなのかと思い始めております。
成長が軌道に乗るまでは手をかけることも大切かと思いながら、生命力を信じて、今しばらく放置して様子を見たいと思っております。