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澄川喜一先生のご冥福をお祈り申し上げます。

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吉賀町名誉町民である澄川喜一先生が4月9日にお亡くなりになりました。
お別れの会等につきましては、故人並びにご親族のご意向を踏まえ開催されないとのことであり、吉賀町役場に記帳所が設置されましたので、7月24日に訪問し記帳の上、哀悼の意を表してまいりました。

澄川先生は、現在の吉賀町でお生まれになり、東京芸術大学を卒業後、精力的に作品を創作され、今では現代日本彫刻界を代表する作家の一人となっておられます。
平櫛田中賞や吉田五十八賞などの受賞を重ねるほか、日本芸術院会員や文化功労者に顕彰され、紫綬褒章・紺綬褒章・恩賜賞、そして文化勲章の栄にも浴されました。また、東京芸術大学学長を務められるなど後進の育成にもご尽力され、多くのご功績を残されております。

私たちの身近なところでは、島根県芸術文化センターグラントワのセンター長並びに石見美術館の館長にもご就任頂き、石見地方の文化振興にもご貢献頂いております。
私にも様々な思い出がありますが、いつも笑顔で、気さくに接して頂き、お会いするたび尊敬の念が深まるほどの魅力的なお人柄でありました。

澄川喜一先生のご功績に改めて敬意を表するとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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