昨年末に行われた沖縄県知事の選挙は、日本政府の意向に沿った前知事の仲井真弘多氏と無所属の翁長雄志との対決であった。
 新知事に当選した翁長雄志氏は、「オール沖縄」というメッセージを前面に押し立てて辺野古基地の建設に反対を行ってきた。沖縄の人びと、かつての琉球王国を代表するような声援を受けて、前知事仲井真弘多氏との票差は約10万票余もあった。
 翁長新知事は東京の霞ヶ関や永田町(首相官邸)に、また米国に行き辺野古基地の建設に反対する要望を激しく行ってきた。しかし、日本政府の方針は決定済みで建設の方向に向かって埋め立て事業の工事契約が着々と進められている。
 ここに展示の写真は工事現場のものではない。昨年の暮れに沖縄で行われた知事選の取材の折に辺野古と普天間飛行場を撮影した写真群を中心に展示を行っている。

                                            報道写真家 桑原史成

 本館は、日夜変貌をとげている国内外のさまざまな出来事を、写真を通じて身近に紹介する場として設置されました。
 その主旨にそって、写真は、一瞬の出来事から忘れてはならない歴史の痕跡までを忠実に記録している報道写真という分野を、本町出身で、報道写真家として第一線で活躍されている桑原史成氏の写真を中心に展示しています。
 私たちの記憶の奥に埋没している歴史の一コマーコマを、来館者の皆さまが、展示写真からその記憶に再現していただけたら幸いです。
桑原 史成写真
桑原史成
くわぱらしせい
        

 「激動韓国−50年」
日韓国交正常化50年の節目として、桑原史成氏が半世紀にわたって撮り続けた韓国関連の写真、180点を展示する写真展が開催されます。
■期 間  2015年8月6日(木)〜11日(火)
■会 場  朝鮮日報美術館(ソウル市)
※写真展に合わせ、写真集「激動韓国50年」(ヌンピッ社)が出版されました。
 
 第2期展「沖縄−辺野古基地建設」
H27.6.19〜H27.9.16

SHISEI KUWABARA MUSEUM OF PHOTOGRAPHY