本館は、日夜変貌をとげている国内外のさまざまな出来事を、写真を通じて身近に紹介する場として設置されました。
 その主旨にそって、写真は、一瞬の出来事から忘れてはならない歴史の痕跡までを忠実に記録している報道写真という分野を、本町出身で、報道写真家として第一線で活躍されている桑原史成氏の写真を中心に展示しています。
 私たちの記憶の奥に埋没している歴史の一コマーコマを、来館者の皆さまが、展示写真からその記憶に再現していただけたら幸いです。

桑原 史成
くわばら しせい
 
 
桑原史成写真展 第3期

『石見神楽』、
『女方、舞台俳優 ・
林佑樹さんの世界』

2026.10.16~2027.1.13
※休館日:木曜



                                               
     ©桑原史成 2025年撮影
 この度の展示は、激動する社会や海外の出来事とは別の、郷里の素材をテーマにした『石見神楽』と『女方の俳優・林佑樹の世界』を撮影した写真を企画しました。

東京の文京区のシビックホールで、首都圏に在住する人達の石見神楽東京社中の皆さんが公演した舞台を撮影・記録した写真を、第1部として展示します。第2部に林佑樹さんが石見神楽に共演した舞台写真を展示し、続いて第3部では、この秋に東京・日本橋劇場で公演した『東海道四谷怪談』の舞台写真を展示します。

                         報道写真家 桑原 史成


[本展について]

本展では、報道写真家・桑原史成が撮影した「石見神楽」と「女方の俳優・林佑樹さんの世界」を、3つの場面を通して紹介します。

第1部は、東京・文京区のシビックホールで行われた「石見神楽東京社中」の公演。神々や鬼が躍動する舞台を、迫力ある写真でたどります。幼い頃から石見神楽に親しんできた桑原氏のまなざしが、舞い手たちの姿を捉えています。

第2部では、津和野町出身の舞台俳優・林佑樹さんが石見神楽に共演した舞台を紹介。林さんが衣裳を替えながら華麗に舞う姿から、その豊かな表現力が伝わってきます。

第3部は、東京・日本橋劇場で上演された『東海道四谷怪談』。悲劇の主人公・お岩を女方として演じた林さんの、艶やかで繊細な舞台姿を収めています。

郷里に息づく伝統芸能と、そこから広がる舞台表現の世界を、桑原氏の写真を通してご覧ください。石見神楽と演劇、それぞれの舞台で見せる異なる表情にも、ぜひご注目ください。

SHISEI KUWABARA MUSEUM OF PHOTOGRAPHY