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桑原史成写真展 第4期 『台 湾』 2024.1.19~2024.4.17 ※休館日:木曜 |
©桑原史成 |
桑原史成写真美術館の今回の展示は「台湾」を展示します。 台湾では、この1月13日に総統の選挙が行われた。その結果は現政権の民進党の頼清徳(らい・せいとく)候補(現副総統)が次期総統に当選した。親中国派で最大野党の国民党は2位、それに第3勢力の民衆党が続いた。 しかし、総統選と同時に行われた議会・立法院の選挙(国会議員)では野党の国民党が第1党で、次期政権の頼清徳新総督の民進党は過半数割れに終わった。総統の選挙は親米国派で民意が勝利した。しかし、「台湾奪還」を目論む中国政府の軍事的な危機、また大陸との経済の関係は予断を許さない状況が続く。余談だが頼清徳氏は親日派と伝えられる。 僕が最初に台湾を訪れたのは1967年で、以降は本格的な取材に入ったのは1970年代で、首都の台北を始め中国の福建省に隣接している金門島、また台湾の原住民を蘭嶼島で撮影した写真を展示します。 日本が台湾を植民地化した経緯を記述する。日本が大陸(清国)に軍事侵攻した日清戦争(1894~1895年)の戦果で下関条約(日清講和条約)により、台湾が割譲された。以降、太平洋戦争での敗戦(1945年)までの半世紀にわたって植民地化していた。 報道写真家 桑原 史成 |
SHISEI KUWABARA MUSEUM OF PHOTOGRAPHY
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