平成19年度展示スケジュール
年間テーマ「安野光雅 繪本の世界」

冬期展 平成19年12月14日(金)〜平成20年3月12日(水)


開館時間:通常 09:00〜17:00(最終入館16:45)
入館料:
大人800円(650円)中高生400円(250円)小学生250円(100円)
           ( )内は20名様以上の団体料金
   
 ・第1展示室
  展示ブース1 『街道をゆく』の装画−日本− 
  展示ブース2 「旅の絵本W―アメリカ編―」
  展示ブース3 「アメリカの風」 

 ・第2展示室  
   「ふしぎなさーかす」
   「マッチうりのクリスマス」         ※12/28まで
   「サンタクロースのふくろのなか」     ※12/28まで
   「昔咄きりがみ桃太郎」          ※1/1から



第1展示室

           『街道をゆく』の装画−日本−


 安野光雅は司馬遼太郎さん(1923〜1996年)の紀行文「街道をゆく」シリーズの装画を担当し、司馬さんの取材旅行に同行しました。
 今期は「街道をゆく」の『本郷界隈』『オホーツク街道』『北のまほろば』『三浦半島記』『濃尾参州記』の装画から、日本各地の長い歴史をもつ建造物や、自然の雄大さを描き留めた作品28点を展示します。

「旅の絵本W−アメリカ編−」

 旅人はヨーロッパを離れて北アメリカ大陸へ渡りました。多民族が暮らすアメリカをテキサス、ニューオーリンズ、ニューヨーク、ワシントンと西から東へと歩を進める旅はアメリカの歴史をさかのぼるものにもなっています。


「アメリカの風」

 
 1982年の『アサヒグラフ』に連載された風景画とエッセイをまとめた画文集『アメリカの風』収録の風景画を紹介します。


第2展示室

「ふしぎなさーかす」、「マッチうりのクリスマス」、「サンタクロースのふくろの中」

「ふしぎなさーかす」より

「マッチうりのクリスマス」より


「サンタクロースのふくろの中」より
     
「昔咄きりがみ桃太郎」より

★「ふしぎなさーかす」
 我が家の片隅で夜な夜なサーカスが繰り広げられているとしたら、ちょっと覗いてみたくなるでしょう。「ふしぎなさーかす」はそんな好奇心を満たしてくれる絵本作品です。
 サーカス団員はどこの家庭にもある身近な道具を器用に操り、ペン先のジャグリングや切り紙影絵の曲芸などを夜明けまで演じます。この絵本には、おはなし文はほとんどありませんが、その分、空想の世界が自由に広がります。
 今宵、あなたの家でも「ふしぎなさーかす」が開幕するかもしれません。

★「マッチうりのクリスマス」
 アンデルセンの童話「マッチ売りの少女」のお話の前段には、こんなエピソードがあったのかと微笑ましくなる安野流のパロディーのクリスマス物語です。

★「サンタクロースのふくろの中」
 「この世界にあるすべてのものは、サンタクロースからの贈物ではないかと考えて、絵本を描こうと思いました」という安野光雅さんが、思いつくままにどんどん描いたもの。
 花や花火、虹、赤ちゃん、虎、海賊、楽しいもの怖いもの…などいろいろ入っているのはサンタクロースの袋の中。という遊び心いっぱいの絵本です。

★「昔咄きりがみ桃太郎」
 日本人になじみ深い昔ばなし「桃太郎」を、黒色の紙を切り抜いて作った「きりがみ」と安野流口語体の「おはなし」で物語られた絵本作品です。影絵のような黒と白の絵からは寓話が伝える重みのある世界観も感じられます。