平成19年度展示スケジュール
年間テーマ「安野光雅 繪本の世界」

秋期展 平成19年9月15日(土)〜平成19年12月12日(水)


開館時間:通常 09:00〜17:00(最終入館16:45)
入館料:
大人800円(650円)中高生400円(250円)小学生250円(100円)
           ( )内は20名様以上の団体料金
   
 ・第1展示室
  展示ブース1 『街道をゆく』の装画−ニューヨーク・台湾− 
  展示ブース2 「旅の絵本V―イギリス編―」
  展示ブース3 「イギリスの村」 

 ・第2展示室  
   「ふしぎなさーかす」
   「マッチうりのクリスマス」



第1展示室

           『街道をゆく』の装画−ニューヨーク・台湾−


 安野光雅は司馬遼太郎さん(一九二三〜一九九六年)の紀行文「街道をゆく」シリーズの装画を担当し、司馬さんの取材旅行に同行しました。
 今期は「街道をゆく」の『ニューヨーク散歩』『台湾紀行』のために描かれたスケッチからあわせて28点を展示します。旅の中で街の雰囲気を捉えて素早く走らせた鉛筆の素描をご覧下さい。

(『ニューヨークの落葉』1996年/『台湾紀行』1995年・朝日新聞社)

「旅の絵本V−イギリス編−」

 ボートに乗った旅人がドーバー海峡を越え上陸したのはイギリスの地。ピーターラビット(作:ビアトリクス・ポター/一八六六〜一九四三年)の舞台・湖水地方に代表される美しい緑の国土を持つイギリス村に住む人々の暮らしが随所に描かれています。

「旅の絵本V−イギリス編−」(1981年発行・福音館書店)


「イギリスの村」

 
 1981年に発行された『アサヒグラフ』に掲載された風景画とエッセイをまとめた画文集『イギリスの村』収録の風景画を紹介します。
 緑豊かな自然を淡い水彩で描き出しています。

「イギリスの村」(1982年・朝日新聞社)


第2展示室

「ふしぎなさーかす」、「マッチうりのクリスマス」、「サンタクロースのふくろの中」

「ふしぎなさーかす」より

「マッチうりのクリスマス」より


「サンタクロースのふくろの中」より

★「ふしぎなさーかす」
 我が家の片隅で夜な夜なサーカスが繰り広げられているとしたら、ちょっと覗いてみたくなるでしょう。「ふしぎなさーかす」はそんな好奇心を満たしてくれる絵本作品です。
 サーカス団員はどこの家庭にもある身近な道具を器用に操り、ペン先のジャグリングや切り紙影絵の曲芸などを夜明けまで演じます。この絵本には、おはなし文はほとんどありませんが、その分、空想の世界が自由に広がります。
 今宵、あなたの家でも「ふしぎなさーかす」が開幕するかもしれません。

「ふしぎなさーかす」 (1971年・福音館書店)

★「マッチうりのクリスマス」
 アンデルセンの童話「マッチ売りの少女」のお話の前段には、こんなエピソードがあったのかと微笑ましくなる安野流のパロディーのクリスマス物語です。

「マッチうりのクリスマス」(2004年・安野光雅美術館)

★「サンタクロースのふくろの中」
 「この世界にあるすべてのものは、サンタクロースからの贈物ではないかと考えて、絵本を描こうと思いました」という安野光雅さんが、思いつくままにどんどん描いたもの。
 花や花火、虹、赤ちゃん、虎、海賊、楽しいもの怖いもの…などいろいろ入っているのはサンタクロースの袋の中。という遊び心いっぱいの絵本です。

「サンタクロースのふくろの中」(2006年・童話屋)